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結婚式を盛り上げる演出 鏡開き・枡

iStock_000002825693_Small鏡開きは結婚披露宴やお正月または祝勝会や成人式など、様々なおめでたい場面や慶びの場面で行われます。これからの運や未来を切り開く、無病息災を願う、そういった縁起の良い願いを込めたセレモニーです。

セレモニーなどで行われる鏡開きは、事前に開封して、本番でうまく事が運ぶようにあらかじめ樽の蓋を割って用意されることが多いです。
最近では、酒樽もインターネットで購入できる時代となりました。家族のちょっとした祝いの場や少人数の小さなパーティーに、鏡開きの小さなセットが売られています。また、大規模な大人数の祝いの場に適したサイズのものも種類豊富に売られています。用途や規模に合わせて酒樽のサイズを選ぶことができますので、気軽に楽しめるようになりました。

鏡開きは酒樽の蓋を木槌で叩いて割りますが、「割る」という言い方はあまり好まれません。古い昔から、酒樽の蓋のような大きくて丸い薄い形状のものは鏡と呼ぶ風習があり、鏡には魂が宿るものとされてきましたので、鏡を割るということは縁起が良くないとされてきました。これからの未来を切り開いていくという意味で「開く」という言葉が使われるのです。

酒樽の蓋が木槌で割られ、竹勺で振る舞われ、枡でお酒をいただきます。
元々、枡は米や豆などの体積を計量するための計測器として作られました。昔は税金である年貢を確実に納めるために用いられてきましたが、趣のあるデザインと木の香りが酒に合う事から、今では酒器としても活用されるようになっています。

現在では、本来の計測器としての役割は廃れてしまいましたが、おめでたい行事の際に日本酒を飲むための器や、節分用の豆を入れるための器、インテリアなど全く別の用途で使われるようにもなりました。結婚式の引き出物などとしても定番商品です。

gf1120143448w枡を酒器として用いる時、祝い酒として飲む時には作法が存在しています。四角い器なので角が飲みやすそうに見えるかもしれませんが、平らな部分から飲みましょう。手で持つ場合、わしづかみは避け、親指以外の4本の指に乗せてから親指をフチにかけて固定します。

更に米や酒、塩には神への供物の意味も込められており、邪気を払う魔除けの意味を込めて塩が載せられている事もあります。他の飲み方として、枡の中にグラスを置き、こぼれる程なみなみと酒を注ぐもっきり酒というものもあります。酒器としての枡は、非常に沢山の使い方があります。
岸本吉二商店の枡には、国産桧の爽やかな香りと温かみのある手触りが魅力の桧枡や、漆塗りのように艶やかな黒と朱が鮮やかな塗枡など、様々なタイプのものがあります。結婚披露宴の酒器や引き出物、記念式典の記念品など色々な場面で使う事の出来る高級感のある枡です。

岸本吉二商店のオリジナルデザイン枡は、メッセージや名前などのテキストはもちろん、イラストや似顔絵など希望のデザインを入れられます。焼き印なので印刷とは違って風合いも良く、記念にオブジェとして利用する事も可能です。桧枡・塗枡は親しまれた枡本来の形状をベースにデザイン出来るので、和のアクセントとして枡を使ってみるのはいかがでしょうか。